カミングアウトしてみては

薄毛に悩んでいる男性には2種類あります。隠す人と、隠さない人です。私は、悩んでいても隠さない方が良いと思います。ここで言う「隠す」とは、薄毛そのものを隠すということよりも、自分が薄毛である/あったことを隠す、という意味に近いです。

この時代、薄毛をカバーする方法はいろいろあります。カツラをかぶる、育毛または植毛する、など…。それは、してもしなくても、本人が納得する外見になるよう、好きにすれば良いと思います。しかし、大体の場合はちょっとした不自然さがどこかで現れてしまうものです。昨日に比べてずれているとか、髪の量が昔と比べて異常に多く見えるとか。

薄毛で、現在何らかの対策をしていることを「隠す」人の場合、そういうときに、周囲が非常に気まずい雰囲気になります。明らかに自然の髪ではないが、本人が公表しないため、干渉してはいけないと考えるのです。よって、その不自然さを指摘することができず、本人の知らないところで色々な憶測を呼ぶことになってしまうのです。これが「隠さない」人の場合だと、すでに周知の事実であるため、憶測の入り込む余地がなく、必要以上に気を遣わせたり、注目されたりすることがなくなります。

薄毛に悩んでいて、人からどう思われるか気になってしまう方は、思い切って公表した方が自分も周りも楽なのではないでしょうか。意外とすんなり受け入れられるかもしれませんよ。